矢沢医師ブログ トップ > 日焼け対策 > 日傘の選び方 最強まとめ その1 UVカット率と遮光率って違うの??

日傘の選び方 最強まとめ その1 UVカット率と遮光率って違うの??

そろそろ本格的に紫外線が強くなってきますね🌞🌞🌞

今年は梅雨明け前に日傘を新調しようと、今一度、調べなおしてみました。

私なりの見解を加えた、『矢沢流 日傘の選び方』をご紹介します😎

ちなみに今までは、遮光100パーセントを謳っている“ロサブラン”を愛用していました。

調べているうちに、遮光率、UVカット率、遮蔽率・・・などいろんな言葉が出てきて混乱してきたので、おさらいしましょう。

 

太陽光線は、波長によって、紫外線、可視光線、赤外線に分類されます。

→文献により多少割合が違います

 

紫外線・UVカット、UPF・・・などは、この紫外線の部分の効果のことです。

(ちなみに、UPFは、UltraViolet Protection Factor 紫外線保護指数の略称で、衣服のUVカットの世界的基準値です。SPFと同じように、肌に紅斑ができるのを何倍遅らせられるか、という数値で、最高は50+です。)

遮光率とは、JIS規格で規定された方法で測定し、可視光線から赤外線領域を含む波長の光源を使用しています。

ですから、遮光率とは、可視光線と赤外線の部分の効果のことだそうですので、本来、分けて表記する必要があったのですね。

太陽光線のうち、紫外線の皮膚への日焼け、しみ、しわ、たるみなどの作用は言うまでもなく知られていますが、可視光線や赤外線の皮膚への影響も無視できません。

(可視光線のうちの、ブルーライトの目、肌への影響も指摘されています。)

😱近赤外線は太陽エネルギーの約半分を占め、皮膚の深部へ達し光老化を起こす😱ことはあまり知られていません。

可視光線・赤外線の防御を示す遮光率は、日除け(まぶしさ、暑さ)という意味だけでなく、注意したほうがよさそうです。

 

調べていると、遮光率と紫外線カット率を混同しているメーカーもあるようでしたが、概して遮光率が高ければ、紫外線カット率も高いようです。

 

できれば紫外線カット率と、遮光率、両方記載している商品がよいかと思います🤓

 

次回へ続く・・・