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乗馬と、読書ブログ#67『代表的日本人』

大好き読書ブログ📖です。今回は、

『代表的日本人』内村鑑三

日本語訳:齋藤慎子

日本人の内村鑑三さんが書いた本の日本語訳ってどういうこと〜?って思ったの😄

じつは、原文が英語なんですよね。

120年くらい前の1900年ころ。

日本が、いかにすばらしい文化や精神がある国かということを、欧米にプレゼンしなくちゃいけなくて、

明治政府が育て上げた超エリート日本人さんたちが、英語で書き下ろした。

つまり、そもそもが日本国民を読者として想定していないのね。

そういう「発信」本のとくに有名な3作品が、

◼︎1900年新渡戸稲造『Bushido:The Soul of Japan(武士道)』

◼︎1906年岡倉天心『The Book of Tea(茶の本)』

◼︎1908年内村鑑三『Representative Men of Japan(代表的日本人)』

1853年のペリー来航を機に日本は250年の鎖国から開国しましたが、

とはいえ欧米からしたら、すっごく遠くの、よくわからない国。

(いまでも、日本がどこにあるのか地図で正しく指せるアメリカ人は思ったより多くないと言われてますね)

というのも、日本を植民地にできてなかったから。徹底調査ができなかったのね。

そもそも1867年、日本が倒幕からの明治維新に突き進んだのも、このままだとわれわれも米欧の植民地にされちゃうという危機感があったからだそうですよね。

当時は、誇張でもなんでもなく、東アジア・東南アジアのほとんどの国が、欧米の植民地とされていた。中国(清)も、1840年前後のアヘン戦争以降、列強にやられつばなし。。。

しかし日本だけは、せっかく黒船パワパラで開国させたのに、そこから一気に占領しちゃうってことはできなかった。

その後も手が出せないばかりでなく、たった50年ほどであれよあれよという間に近代化→日清戦争や日露戦争に勝利→そして、列強国に並んでしまいます。

すごいぞ日本。

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とはいえ、日本は世界に「一等国です」とアピールし続ける必要があった。パワハラ不平等条約は1900年ころに改訂してもらえたけど、とにかく世界は帝国主義大ブーム中。、

ポッと出の野蛮な未開の国とナメられれば、いつでも大軍を送られるおそれもあつた。

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てことで、内村さんたちの「日本プレゼン3部作」などは、言わば日本を防衛するための戦略PRの一環。

〈他の国とはわけが違います。日本を占領しようなんて考えたら、ひどい目に合わせてあげますよ〉

というのも、この本に挙げた5人は超・優れていますが、いうても『代表的』日本人。『特別な』日本人ではない。

あのね、日本人ってのはフツーにこういう感じなんですけど、それでもあんたら、日本にケンカ売ります?

ということですよね….. 強い。

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内村鑑三さんは、5人の日本人を紹介しています。

・西郷隆盛

・上杉鷹山

・二宮尊徳

・中江藤樹

・日蓮上人

生きた時代も思想もぜんぜん違う5人ですが、本当に素晴らしいリーダーであったということが共通項。

私利私欲のないひとたち。

「代表的」どころか、超〜理想の日本人。

心から誇りに思います。

ほんとうに本書を読めてよかった。しかも「現代語訳」がとっても読みやすい!

飛行機の中で読みながら、感動しました。

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ふと、その飛行機の窓に目を移すと😉

福岡の港が夕陽に輝いている✨

日本は、美しい!

矢印→にご注目ください。

「海の中道」の西戸崎(さいとざき)

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ここに乗馬クラブがあるの!

乗馬レッスン、細々とですが、続けております。

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乗馬スタイルといえば、キュロットと長靴

お気に入りを買いそろえ、かっこうだけは一人前でしょ😆

丸顔にはメット⛑️が似合わないな〜😅

馬から降りたらすぐメット脱ぐの!

馬場の奥は、博多湾🌊なの

とっても気持ちよく乗馬の練習ができるところです

むっちゃくちゃ下半身鍛えられるし

カロリー消費半端ない。

スキーシーズンも終わったし、この春は乗馬教室にちゃんと通おう🙋‍♀️

 

 

これからのレジャーシーズン

日焼け止め、たっぷりおぬりください☀️

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