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あなたの知らない『メガネ』の世界 その1

最近、目が疲れて疲れて仕方がない・・・

老眼が少し入ってきていることは自覚しています。

それにしても、メガネでも、コンタクトでも、目が疲れすぎて、体は疲れていないのに、寝ることにするくらい。

友人の眼科医に相談したら、有名な医師を紹介してくれた。

その先生はメガネの選び方の権威!!

 

今まで、メガネを作るというと、メガネ屋でフレーム選んで、そこで視力検査して、レンズを入れてもらう・・・というものでした。よっぽどのことがない限り、眼科でメガネを合わせてもらうという発想はないと思います。

 

先生によると、日本人は特に、遠視志向が強い。

確かに、視力検査というと、遠くをいかに見えるかをチェックしているようです。

それで遠くがよく見えることが、よいことだと思って、遠くを見ることを重視した近視矯正をメガネやコンタクトレンズで行っています。

しかし、実は、

生活様式の変化から、現代人はほとんどの時間は近くを見ているのです!!

だから、

遠くがみやすい近視矯正で近くを見ようとするので、いろいろな不調が起こるそうなのです。

 

うーん、納得(”◇”)ゞ

 

裸眼の方!!自分は関係ない!!と思いましたね??

実は裸眼、つまり遠くがよく見える方こそ要注意なのだそうですよ!

近くを見る機会が多い現代社会では、近視の方より目に負担がかかっているのです。

 

40過ぎると、今まで無意識に出来ていたことが、やりづらくなってきました。

若さでカバーできていたことが、だんだん出来なくなってくるのですね。

 

私は好奇心旺盛なので、あらゆる情報を入れておきたいと思っていました。

例えば、電車のつり革広告とかもすべて読みたいとか。

仕事中なども目を見開いて、より細部まで見たいと、頑張って目を使っていました。

でも、こういう行為の積み重ねが、目を疲れさせていた原因の1つだったのです。

遠くも近くもすべてよく見えることにこだわっていましたが、

40過ぎると、楽に見えるということが大事なのだそうです。

 

早速、遠近両用メガネを作り直したのですが、まだ疲れが完全には取れません”(-“”-)”

楽なメガネを作っても、今までの頑張って見ようとする習慣は残っているので、余計な筋肉を使ったり、まばたきが減ったりしているのでしょう。

また、完全に、という考えもいけないそうです。

そこそこでよしとする、という考えの方が、良くなった実感が得られやすいそうです。

 

つまり、こういうこと!!

 

→毎回好評のスナギツネ

 

最近、にも興味を持っているのですが、ここにも通じる考えだな、と
生き方から見つめなおしている最中です。

 

奥深いメガネの話、まだあるので、次回に続く・・・