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「サキ」の短編小説を味わいました

怖いくらいの暖冬だったのに

ここへ来て、雪が降るとは、、、

昨今の状況と絡めて、つい色々と考えてしまう

 

 

今日は家で仕事をしたり、読書をしたり

 

岩波文庫の古本

「サキ傑作集」を読みました

 

古本だから、活字が古いわ🧐

 

そう、この目次のとおり、短編集です。

どの作品もシニカルで、薄気味悪いの😆!

 

サキは、1870年生まれのイギリスの作家さん

本の表紙で「オー・ヘンリーに似てる」と紹介されていた。

シニカルにひねった短編集ってことかな

それなら、フランスのモーパッサンとか、イギリスのロアルド・ダールの短編集はけっこう好き

ということで「サキ」に取り組んでみましたが、、、

 

これまた切れ味すごい小説の数々でした。

えもいわれぬ薄気味悪さ

意表の突かれかた

人間の軽薄さや、建前や、欺瞞を、ばっさりあっさり斬る仕立て

一編一編、読み終わるごとに、思わずにまっと口角が上がってしまうの😏

 

こちら文庫本収録の21編中、とくにぎょっとして面白かったのは

「狼少年」「二十日鼠」「刺青奇譚」「スレドニ・ヴァシュター」「開いた窓」「物置部屋」「セルノグラツの狼」

 

みなさんも、手に入るようでしたら読んでみて!

さてさて、この春は本をたくさん読めそうね

 

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