皮膚科学会 総会に参加
日本皮膚科学会総会 今年も参加してきました
総会は毎年4日間。京都と横浜の交互開催
今年はパシフィコ横浜でした
わたくしは木〜土は診療の合間にオンライン参加
日曜日だけ現地に赴きました
数千人の医師が参加しますが、そのほとんどが「臨床医」
4日間現地皆勤できる皮膚科学会員は滅多にいないと思います
でも〜
いつかは全日現地参加してみたい😆!
と思うくらい、やっぱり皮膚科総会はとても勉強になるの
また文化講演や特別講演では、ほかの診療科の先生や、医学と違う分野でご活躍の講師の話も聴講できてとても興奮するのです
「医療経済」の講演を聴いて、わたしの生きてきた日本がこれまで数十年間いかにありがたい🤲状況だったのかというのを改めて感じました
今年戦後80年。国民皆保険制度がはじまって64年。
わたくしは成長期の日本でスクスク成長😊
医学部に入学したころバブルは崩壊し、医師となってからもGDPは伸び悩んできましたが、それでも日本は安全で豊かな国と疑うことなく生活してきました
しかし2011年に東北の大震災
そしてコロナ禍からはいよいよ状況が激しく変化
本当に日本の将来が不安になっていきます
その一つ
国民皆保険制度の維持が、難題になってきましたよね
超少子高齢化、科学技術の発達による高薬価医薬品や医療機器の登場、世界的インフレなど
いろいろな事情により医療保険財政がひっ迫しています
コロナ直前の2019年から、薬や医療機器に関して「費用対効果評価制度」というのが運用されているんですが、
医療の価値を「評価」するというのはぜんぜん単純ではなく、万人に公平な物差しはなどありませんから制度があっても評価自体が本当にむずかしい
誰かだけ助かって誰かが犠牲になったり
それこそ「金の切れ目が命の切れ目」になったり
さて、どうしましょうか、、、本当に難問
平和な日本を持続させるために、日本人はもっと勉強したり、働いたり、協力し合ったりしないといけない!!🇯🇵と改めて強く思いました
ちなみに医療現場では、昨年10月から、「後発医薬品があるのに」先発医薬品を希望すると、特別の料金を支払わなければならなくなりました。皆さまも知っておいてくださいね
さてさて、学会では友人や元同僚と会ったり、いろんな方々との交流も楽しめました
来年の総会まで、また一年がんばろー
✨お知らせ✨
1970年創刊の外国人向け英字情報メディア
月刊『Tokyo Weekender』
の毎年6月のspecial edition『Made In Japan』
に、小柳えりこ出てます🤗
外国人の方にインタビュー受けて、メイクしてもらって、撮影してもらうとこんな感じに!
ちょっとうれしい経験でした😃
目にする機会のある方はぜひ、エキゾチックなわたくしを見て😆❗️
↓ウェブ版
大使館、ホテル(グランドハイアット東京/インターコンチネンタル東京ベイなど)、カフェ/レストラン(ハイアット、ザ・リッツ・カールトンなど)、空港(羽田・成田のターミナル内)などに置いてあるそうです!