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スレッスレッドリフト(糸リフト)を、美容医師であるわたくし、自ら体験してみた→待望の結果編 

さて、前回のブログで、

スレッドリフト(糸リフト)の、当日の様子をお伝えしました。

 

今回は、待望の結果編です‼

わたくしはもともとたるみが少ないので、あまり劇的な変化をお見せできないのが残念ですが・・・

 

こちらが、術後1ヵ月になります。

⚠頬の位置が上がり、フェイスラインがよりすっきり⚠

⚠シュッとしたシャープな輪郭に⚠

⚠法令線も浅くなっています⚠

 

⚠ほうれい線とマリオネットラインが減っている⚠

⚠頬の位置も上がっています⚠

 

こちら側はもともとほうれい線もマリオネットラインもあまりないので、変化が分かりづらいですが、

⚠頬の位置が上がっています⚠

 

青黄色く見えているのは内出血です。メイクで十分隠せる程度です。2週間で目立たなくなり、3週間ではほぼなくなりました。

 

また、直後の写真と比較していただくと、直後の腫れが分かりやすいかと思います。

術後もしばらく麻酔が効いていましたので、当日はほぼ痛みなく過ごせました。

手術は夕方でしたが、寝る前くらいまでマヒしており、痛み止めは必要なく、寝る前に念のため服用したのみでした。

 

手術当日夜は我慢できず、結局小ビールを飲んでしまいました😜(一応、気を使って、中ではなく小にした)

痛みや腫れが増すことはありませんでしたが、お客様には一応おススメしていません🤫

 

1週間くらいは横向きに寝たり、顔を圧迫すると少し痛む、というか、違和感のようなものがありましたが、結局痛み止めは必要ありませんでした。

顔を良く触ると、浅めに糸が入っている部分はやや糸を触れます。

顔のマッサージや横向き寝など、顔の皮膚を引っ張られるような行為はなるべく控えています。

 

まれに、糸の断端が浅いところにとどまると、皮膚にえくぼのようなくぼみができることがあります。

くぼみは糸の引っ掛かりを外してやれば戻りますが、どうせ糸の引っ掛かりは自然に取れてくるので、待っていれば徐々に治るのだから、せっかく引っかかっているのを外してしまうのはもったいない、という考えもあるようです。くぼみが強い場合は時間がたつと戻りにくくなることがあるので、早めにご相談ください。

 

また、糸の断端が皮膚から飛び出してきたりすることがあります。

糸を引っ張って切って、また埋め戻せば解決します。

 

あとは後戻りがどの程度かですな🤓

糸にかかる負担をできるだけ分散するために、⚠糸の本数を増やしたり、骨の萎縮が強い場合はヒアルロン酸注入も併用すると効果の実感と持続がよいので、おススメしています⚠

どちらも永久ではありませんので、半年から1年に1回程度、継続するとよいでしょう。

さらに、皮膚の中のたるみを改善させる、たるみ治療機械を併用すると、さらによし。

たるみ治療に関しては、多方向からのアプローチが有効です。

スレッドリフト、糸リフトも、ぜひたるみ治療の最後の手段ではなく、手段のひとつとして、気軽に取り入れてみてはいかがでしょうか⁉⁉

 

治療についての留意点
お顔の施術の場合

1 施術時間
60分
2 回数の目安
1回〜数回
※半年〜1年効果が持続します。
3 ダウンタイム
♦注射の跡が残りますが自然に消えます。
♦3〜4日絆創膏を貼って頂きます。
♦絆創膏を貼っている注射部位はメイクできません。
♦施術後は痛み・むくみ・腫れ・内出血が出ることがあります。1~2週間続くこともありますが、徐々に落ち着いていきます。また、しばらくの間は、違和感、ツッパリ感、痛み、刺入部位(糸の入り口)のくぼみ、ひずみ、色素沈着等の症状が見られる場合がありますが、次第に改善されます。
4 治療に伴うリスク
※治療に伴うリスクとして以下の可能性があります。
痛み・熱感・発赤・腫脹・皮下出血・凹凸感・青みがかった皮膚色・左右差・アレルギー反応
♦施術箇所に局所麻酔の注射をします。まれに麻酔によるアレルギーや接触性皮膚炎が起こる事があります。
治療価格の目安

定価(税抜)

N-COG スパイラル
1本 30,000円
※治療の目安は標準10本です。

スレッドリフト(糸リフト)を、美容医師であるわたくし、自ら体験してみた。

前々回のブログで、スレッドリフト、糸リフトについての私見をお伝えしたばかりですが、

実はわたくし、ヒトにはさんざんやっておきながら、自分はやられたことなかったのです😜

(このような医師は多いと思います。特に男性医師は痛がりですしね。)

 

が、ついに、自らも体験する機会を得ましたので、詳しくレポートいたします‼

 

ちなみに、わたくし、非常に痛がりなので、始まる前は結構ドキドキ😣

 

こちらがデザイン

自らデザインし、今回は片側3本づつ。これは最低限の本数です。多ければ多いほど効果は高くなります。

 

正面から見ると、こんな感じで糸が挿入される予定。緊張の面持ち。

 

たくさん入れることで、たるみにより下垂しようとする組織を押さえつけるような効果もあるそうです🤓

ハンモックみたいなイメージでしょうか。

 

さて、まずは麻酔

『これさえ終わってしまえば、終わったも同然。』といつもお客様には申しておるのですが、自分事となるとそうはいかず、大騒ぎする。

・・・と、思っていたが、思ったほど痛くない。

なんなら、ボトックスの方が痛い。

ちなみに、わたくしの場合、麻酔は、糸を入れる穴2か所と、そこから糸が挿入される部分の皮膚の下に麻酔します。

麻酔量は少なめでオーダー。多く使用すると腫れますしね。

何度も言いますが、わたくし、非常に痛がりです🤫

 

 

麻酔量から、糸の挿入の角度まで、細かくやり方を指示する、めんどくさい患者。

今回使用したのはNーCOG(エヌコグ)という、半年から1年くらいで溶ける糸。

どちらかというとマイルドなタイプでしょうか。

引き上げる効果だけでなく、糸が溶ける際にコラーゲンが生成されるのでハリが出るという効果もあります

初めての方はこちらからオススメしています。(当院では溶けるのに2-3年かかるという糸も取り扱っています。)

 

片側のみ挿入したところが、こちら。

おもしろいから引っ張ってみる。すごい引っかかって、引っ張られまくっている⚠

上の糸の端ををどこかに縫い付けたりして固定するタイプの糸ですと引き上げる力は強くなりますが、この糸は固定しないタイプです。

ただしこの引っ掛かりは徐々に取れてきてしまいますので、一時的なものです

あくまで、糸のトゲでひっかけて吊り上げているというイメージではないことにご注意ください。

逆に引っ張り過ぎても、皮膚のたるみが多い人は余った皮膚のたわみが出てきてしまうことがありますので、限界があります

そこはやはり余った皮膚を切り取る手術には適わないのです。(最近あまり流行りませんが。)

 

 

直後はこんな感じ🤗

 

 

顎のラインにご注目。⚠さらにすっきり⚠

⚠なにより頬の位置が上がっている⚠

⚠ほうれい線も浅くなっています⚠

 

そして、そんなに腫れていない‼

腫れは麻酔の量や糸の本数が多くなるほど強くなりますし、顔がむくみやすい方は腫れやすいかもしれません。

 

傷跡は針を挿入する穴の2か所のみ。

針穴は1mm程度なので、すぐ塞がりますし、跡が目立つこともありません。

 

左頬の一部がやや青くなっているのがお判りでしょうか?内出血です。

内出血の可能性は0ではありませんが、この程度ですので、メイクで十分隠せるでしょう。青から黄色になって2週間程度でなくなります🤗

 

次回で効果を検証します🧐🧐

 

治療についての留意点
お顔の施術の場合

1 施術時間
60分
2 回数の目安
1回〜数回
※半年〜1年効果が持続します。
3 ダウンタイム
♦注射の跡が残りますが自然に消えます。
♦3〜4日絆創膏を貼って頂きます。
♦絆創膏を貼っている注射部位はメイクできません。
♦施術後は痛み・むくみ・腫れ・内出血が出ることがあります。1~2週間続くこともありますが、徐々に落ち着いていきます。また、しばらくの間は、違和感、ツッパリ感、痛み、刺入部位(糸の入り口)のくぼみ、ひずみ、色素沈着等の症状が見られる場合がありますが、次第に改善されます。
4 治療に伴うリスク
※治療に伴うリスクとして以下の可能性があります。
痛み・熱感・発赤・腫脹・皮下出血・凹凸感・青みがかった皮膚色・左右差・アレルギー反応
♦施術箇所に局所麻酔の注射をします。まれに麻酔によるアレルギーや接触性皮膚炎が起こる事があります。
治療価格の目安

定価(税抜)

N-COG スパイラル
1本 30,000円
※治療の目安は標準10本です。

矢沢のヒアルロン酸注入技術がさらにバージョンアップしました!

先日、ヒアルロン酸注入の意見交換会がありました。

 

ヒアルロン酸注入に関しては、もう慣れていますが、

規模の小さいクリニックに勤務していると、ドクターはたいてい一人ですので、

普段の勤務中では、他の医師が注入しているところを見れたり、注入に関して意見交換する機会も少ないため、とても勉強になります🤓

また、ドクターによってやり方は様々なので、各先生の秘伝の注入法を教えていただける、非常に貴重な機会です🤫

逆に他のドクターの前で注入するのは、多少緊張しますが・・・

 

特に今回は、形成外科の先生とご一緒させていただいたのですが、片手で親指を器用に使って、逆血を確認していたので、感心いたしました。

というのも、私も片手で逆血確認はできますが、意外とこれが出来なかったりするのです。

特に女性は手が小さいので難しいことがあります。

逆血を確認しながら注入することは重要なので、逆手で持ち替えてでもするべきなのですが、そうすると、せっかくポイントを定めて針を刺した箇所からずれることがあり、嫌う傾向にあります。

 

今回新たに得た情報をもとに、現在の私のやり方に一部取り入れ、ブラッシュアップした技術を提供していきますので、乞うご期待を😘