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第77回読書ブログ『株高不況』『赤と青のガウン』『世界の富裕層は日本で何を食べているのか?』

読書の秋〜🍂📚

相変わらず、枕元に読みたい本が山積

ところが最近は、ベッドに入ると3分で寝ちゃうので、困ってます😆

本を置く場所を変えればいいのかな〜

さて今回の読書ブログは「日本大好き」

 

1冊目は

『株高不況』 

藤代宏一著

8月に出版された新書

とても話題になっていて、色んな媒体で紹介されてますね。「株高不況」まさにわたくしも毎日感じているとおりなので、

読むと嫌な気分になるかなぁ☹️と思いましたが、覚悟して読んでみました

そうしましたら、決してネガティブな内容ではありませんでした😌むしろ、読んで前向きになることができたのです✊🏼

みなさまにもご一読おすすめする次第です❗️

今の日本の状況の分析が、優しく分かりやすく書かれています

実質GDPと名目GDPのこと

円安の背景

日本がインフレに弱い理由

いまの株高とバブル期との違い など

いたずらに悲観的にならずに、客観的に過去をおさらいして分析

それが、前進するチカラになる💪

どんなに偉い学者さんも、未来を正しく予測した人はいない。全世界が経済的に公平に幸せになる理論などどこにもない。

それでも前に進むの➡️➡️➡️

日本🇯🇵の新政権にも、期待しよーっと。もちろん、国から与えられることに甘えるのではなく、いっぱい働いてがんばった上でね😉

 

 

さて2冊目は

『赤と青のガウン』

彬子女王著

こちらは、2024年に文庫本になって、ベストセラーに❣️

わたくしはてっきり、2〜3年前に上梓された本の文庫化だと思ってたら、10年前の2015年が初版なの

2023年末に突如「X」でバズったから、文庫として再版されたのですって。その現象も今どきで興味をそそられる😊

著者の彬子女王(あきこ・じょおう)は、日本のプリンセス。父君は「ヒゲの殿下」三笠宮寛仁親王(2012年薨去)、母君の信子さまは麻生太郎さんの実妹

そしてこのたび、彬子女王は三笠宮家のご当主となられたとのことです

本書は、事務力ゼロのプリンセスが、単身オックスフォード大学に2回ご留学され、ついに博士号を取得なさるまでの苦闘を赤裸々に記したエッセイです

世界No. 1の大学の生活を覗き見るだけでも尊いのに、女王の留学記とあらば、さらに格調高雅✨

しかし、彬子さまの文章はとても軽快で、自然と引き込まれていきます

 

自宅のカギも持ったことがない、一人で外出したこともない(かならず警護の警官がつく)、という彬子さまが、いきなり異国で一人暮らし。一生懸命さに親近感を抱いてしまいます

女王というアドバンテージなしで真摯に猛勉強。本当に尊敬すべき研究者なの

心打たれて思わず涙がこぼれてしまいました

 

彬子女王はイギリスの公共交通機関の不便さについて、率直にお書きになっています

日本は、GDP成長が足踏まして、世界ランキングがドイツやインドに抜かれてこれからも下がっていきそうですが、

電車やバスに遅れやトラブルは滅多にないし、治安も抜群によい

いい国なんですよね〜。GDP上位の国よりもよいところ、たくさんあります(ていうかそもそもGDPって、ひとつの指標にすぎませんよね?)

 

世界最古、唯一無二の天皇家

ずっと日本人の心の拠り所であってほしいです😌

 

3冊目は、

『世界の富裕層は日本で何を食べているのか?』

柏原光太郎著

いかにもおもしろい視点ですよね

もう一度いいます、日本やっぱりいい国

なんて言ってもお食事がおいしいもん

お金持ちの胃袋を掴んだ日本のお店が紹介されています

しかもそれはたいていが「地方」にある!というのが、柏原さんのご指摘なの

福岡県の山あいの田舎から出できたわたくしとしては、大いにうなづけます

 

柏原さんにはご縁をいただき、サイン✍️を頂戴しました🙇‍♀️