第89回日本皮膚科学会 東京支部学術大会
勉強の秋です!🤓
週末は、皮膚科学会の東京支部大会でした
土曜日はアオハルクリニックの診療があるので、スキマ時間にオンラインでちょこちょこ聴講
そして日曜日は、学会会場へ行ってきました
やっぱり会場に行く方が集中力も高まるし、お世話になってる先生方や友人たちに会えて、うれしい😊

長年「臨床の現場」にいるわたくし
皮膚科学の「基礎研究」のご講演を聴くと、すごく興奮します
研究室ではどんどん新知見が生まれてる
「かゆみ」や「アトピー性皮膚炎」の分野の研究は、まさに日進月歩なの。聴講必須🤨
新しい薬も、どんどん発売されてる。さらには、これまで皮膚科医の常識と思われていたことが覆されてるケースもあります
学会に行くとほんと毎回発見が多いの
勉強したことは、皆さまの診察時に役立てます❗️
さて今日のブログでは、「COVID-19パンデミックの総括」の講演でうかがったお話から、少しお伝えします。
順天堂大学浦安病院呼吸器内科の佐々木信一先生によりますと、、、
新型コロナウィルスの主たる感染ルートは「エアロゾル感染」つまり空気感染がほとんどで、接触感染はなかった😳
とにかく感染予防対策は、マスク😷と換気。これだけがポイントだった。
あれだけ手指や食卓などをアルコール消毒したり、感染者の出た部屋をクリーニングしたりしましたが、それらはどうやら不要だったと、、、
もちろん未知のウイルスでしたので、とても恐れたのは当然のことでしたが、、、嘘でしょ⁉️って感じですね
そして弱毒化も進んだ
最初の株から、アルファ株→デルタ株の辺りまでは、人の肺を一気に真っ白にするくらい恐ろしい力があったが、オミクロンから一気に弱くなり、いま現在の株に至ってはかなり弱毒
そして超・最新のトピックは、
10月22日の英科学誌ネイチャーオンライン版に掲載されたコロナワクチンのこと
米国・テキサス大学MDアンダーソンがんセンターが、「新型コロナワクチン(mRNAワクチン)が、癌治療の免疫チェックポイント阻害薬の効果を高める可能性がある」と報告したの!
ファイザーやモデルナのコロナワクチンを接種した肺がん患者と悪性黒色腫患者の生存期間が、優位に延びたという驚きの内容
マウスでも追試されて証明されてる
なんとCOVID-19パンデミックが癌治療に光を当てたかも!?という、すごい話題でした💡

グローバル化した世界。これからも何らかのパンデミックは起こると考えられているようですが、今回の人類の経験が次に役立つといいですね🤔
学会からの帰り際に自撮り🤣
学会会場では熱中のあまり、クリニックのSNSなどに提供する写真を撮り忘れたの〜
「これ一枚だけですか!?」とスタッフたちに叱られる〜なかなか大変です〜😅




