第82回読書ブログ『ティファニーで朝食を』、『777トリプルセブン』
夫から「これ、改めて、面白いよ」とまわってきた小説
『ティファニーで朝食を』
トルーマン・カポーティ著 村上春樹訳

この映画🎬を知らない人はいない
だから夫も「あの映画の原作本」をよこしたつもり
でも〜
じつはわたくし、その映画を観てないのです
知ってるのは
オードリー・ヘップバーンのジバンシィ姿が超かっこよくて
ムーンリバー🎵🌙がテーマソングで
NYの、粋で、清純で、ハイセンス
オードリーの魅力ありきの、ハッピーエンドロマンスだと承知しております
だから、その原作と言われても、、、
「うーん、暇つぶしに読んでみるか、、」ってことで手に取ったの
そしたら、まるで違った
哀愁があって、とっても切ない!!
びっくり😱
第二次世界大戦たけなわの1943年のニューヨークが舞台
主人公ホリーは、高級な「ギャラ飲み」女子、ていうか、ほぼ娼婦さん
そしてホリーは究極の「自由ラブ」
男たちから貢がれる金品よりなにより、とにかく「自由」を希求している
そして「自分が一番自分でいられるところ」を懸命に探し続けます
その自由ラブさが突き抜けすぎていて、ほんとに切ないの
本作は、トルーマン・カポーティが1958年に発表した中編小説。なのですが、61年に本作が映画化されるにあたりカポーティは「とても美しい、そして薄っぺらく甘ったるい、ニューヨークとオードリーへの讃歌」だと酷評しました
カポーティは、主役はセックスアピールと陰影の両方を兼ね備えたマリリン・モンローさんがイメージだったらしいの。それなのに「優等生」オードリーが起用されたこと、そしてストーリーまでも「ホリーが求めていたのは『愛』だったのだ!」ってことにされちゃって、そりゃ怒るわね
ちなみに映画会社(パラマウント)はマリリンにオファーしたのだけど、「コールガールの役はやらない」と断られたそうです
オードリーにしても簡単にブッキングできたわけではなく、事務所からは門前払いで、直接オードリー本人にアタックして「新境地を開くためにはこの役をやるべき」と口説き落としたそうです
原作小説と映画製作の間にも大きなドラマがあったのね~
そんな思いを巡らすこともでき、楽しめた読書体験でした
(でも、まだ映画は観ていません、、)
読書体験といえば!
じつは今月わたくしの誕生月なのですが、
当院の松浦先生が「小柳先生はアナログ読書派ですよね」と言って、
なんとティファニーのブックマークをプレゼントしてくれたの🤩
今回はこのブックマークを使って、素敵な読書を体験しました💚💙

もう一冊
『777トリプルセブン』
伊坂幸太郎著

伊坂氏の本は、はるかむかーし『アヒルと鴨のコインロッカー』を読んだきり
今回は、東京駅の北陸新幹線の改札の猿田彦珈琲と併設の小さな本屋さんで平積みになっていたので、中身も見ず、さっと手に取ったのです。新幹線🚅で読むために
吟味して買った本じゃないので読み始めに何となく集中できずに、「え〜殺し屋の話…..ちょっと気持ち悪いかしら…..自分の趣味じゃないかも~」と思いながら読み始めましたが、
裏表紙に書いてある通り、まさに「一気読みエンタメ小説」の最高到達点!
緻密に張りめぐらされた伏線が、終盤にかけて見事に回収されていきます。ハラハラもするし、潔いし、裏切りませんでした😃!
面白かったです
さて、なんだか今年はアッという間に夏☀️が終わった気がします
あつらえた馬柄🐎の浴衣を、もっとたくさん着たかったな~
「ティファニー」のホリーは「自由ラブ」
わたくしはあいかわらず「自分ラブ」な写真ばかりですが🤣、
わたくしは、洋でも和でも着るモノが好きなのです〜

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