2025年06月24日(火) テーマ:雑誌・TV・ラジオ・Web
皮膚科学会 総会に参加
日本皮膚科学会総会 今年も参加してきました
総会は毎年4日間。京都と横浜の交互開催
今年はパシフィコ横浜でした
わたくしは木〜土は診療の合間にオンライン参加
日曜日だけ現地に赴きました
数千人の医師が参加しますが、そのほとんどが「臨床医」
4日間現地皆勤できる皮膚科学会員は滅多にいないと思います
でも〜
いつかは全日現地参加してみたい😆!
と思うくらい、やっぱり皮膚科総会はとても勉強になるの
また文化講演や特別講演では、ほかの診療科の先生や、医学と違う分野でご活躍の講師の話も聴講できてとても興奮するのです

「医療経済」の講演を聴いて、わたしの生きてきた日本がこれまで数十年間いかにありがたい🤲状況だったのかというのを改めて感じました
今年戦後80年。国民皆保険制度がはじまって64年。
わたくしは成長期の日本でスクスク成長😊
医学部に入学したころバブルは崩壊し、医師となってからもGDPは伸び悩んできましたが、それでも日本は安全で豊かな国と疑うことなく生活してきました
しかし2011年に東北の大震災
そしてコロナ禍からはいよいよ状況が激しく変化
本当に日本の将来が不安になっていきます
その一つ
国民皆保険制度の維持が、難題になってきましたよね
超少子高齢化、科学技術の発達による高薬価医薬品や医療機器の登場、世界的インフレなど
いろいろな事情により医療保険財政がひっ迫しています
コロナ直前の2019年から、薬や医療機器に関して「費用対効果評価制度」というのが運用されているんですが、
医療の価値を「評価」するというのはぜんぜん単純ではなく、万人に公平な物差しはなどありませんから制度があっても評価自体が本当にむずかしい
誰かだけ助かって誰かが犠牲になったり
それこそ「金の切れ目が命の切れ目」になったり
さて、どうしましょうか、、、本当に難問
平和な日本を持続させるために、日本人はもっと勉強したり、働いたり、協力し合ったりしないといけない!!🇯🇵と改めて強く思いました
ちなみに医療現場では、昨年10月から、「後発医薬品があるのに」先発医薬品を希望すると、特別の料金を支払わなければならなくなりました。皆さまも知っておいてくださいね
さてさて、学会では友人や元同僚と会ったり、いろんな方々との交流も楽しめました
来年の総会まで、また一年がんばろー

✨お知らせ✨
1970年創刊の外国人向け英字情報メディア
月刊『Tokyo Weekender』
の毎年6月のspecial edition『Made In Japan』
に、小柳えりこ出てます🤗
外国人の方にインタビュー受けて、メイクしてもらって、撮影してもらうとこんな感じに!
ちょっとうれしい経験でした😃

目にする機会のある方はぜひ、エキゾチックなわたくしを見て😆❗️
↓ウェブ版
https://www.tokyoweekender.com/tw-collabs/how-japan-became-a-go-to-destination-for-body-contouring-and-other-nonsurgical-treatments/
大使館、ホテル(グランドハイアット東京/インターコンチネンタル東京ベイなど)、カフェ/レストラン(ハイアット、ザ・リッツ・カールトンなど)、空港(羽田・成田のターミナル内)などに置いてあるそうです!
2025年05月28日(水) テーマ:雑誌・TV・ラジオ・Web
相馬野馬追! &お知らせ『VOCE』『LEON』
福島県の浜通り北部で
千年にわたって行われてきた
相馬野馬追(そうま のまおい)🐎
初めて観にいきました

上野駅から、臨時の特急が出た
その名もズバリ
「相馬野馬追1号」
3時間で南相馬市の原ノ町駅へ直行
ゴルフで鍛えた早起き力を活かす時😄

恥ずかしながらわたくし、
このお祭りのことをまったく存じあげなかったのです
知人がここ数年騎乗して参加してるということで、
お誘いいただいたの
わたくし自身も細々と乗馬教室に通ってまもなく1年半
お馬のお勉強も兼ねて?😆の見物です
現地に着いたらいきなり怒涛の行進に圧倒される

およそ400騎のお行列
なんとか知人の勇姿を拝めた
それにしても規模の大きさ想像以上!ビックリ‼️
そしてこのお馬さんたちのほとんどが、地元の皆さんがご自宅で飼ってらっしゃるというからスゴイ‼️
なにも全市民牧場やってるわけじゃないんですよ
住宅街のふつうのお宅のお庭に、車庫のように馬の居場所があるそうです。
「巨大な犬を飼ってるようなもんだよ」とのことですが、、、
相馬のみなさんが昔から馬とともに生きてきたってことですね
ここ相馬中村藩の祖は、あの平将門さま
将門さまが下総国で野生馬を捕獲し、騎馬隊の軍事訓練を神前に奉納したことが始まりらしいです
まさに一千年の歴史だ、、、
大行列は、いよいよ野馬追の会場へ
そこで甲冑競馬🏇🏇🏇が始まった
わたくしの写真で迫力伝わるかなー😎🔥

競馬といってもスタートゲートはなく、
騎手たちが互いに気を合わせてよーいドン!
お相撲と同じ
夜半の大雨でコースは泥まみれ
旗をビュービュー唸らせながら爆走
見応えありました🎉
わたくしはというと、
馬と自分を同じ画面に収めようと自撮りに必死🤣🤣

肌寒かったこともあり
現地で「野馬追Tシャツ」買ったの
そしたら、どこかの高級馬具ブランドを彷彿とさせる!?オレンジ色😆
かわいいでしょ🧡
そしてお土産グッズたくさんいただきました🙇♀️
それにしても
わたくし、日本の文化も歴史も知らな過ぎ
恥ずかしい。もっともっと知りたくなりました
福島県の浜通りは、
東日本大震災での激甚被害は言うまでもなく、
その後も
2019年の台風19号と大水害
2022年の福島県沖地震(震度6弱)
大災害に見舞われてきた
それでも前へ前へ復旧復興を進めておられ、
頭が下がるばかりです
帰りは、これも臨時の「野馬追2号」
急行だったので往路の特急より30分長く
東京まで3時間半かかりましたが
常磐線が全線復旧したのは2020年3月、
震災から9年もかかったことを思うと
…..ありがたいのひとこと
わたくしが被災地を応援しなきゃいけないのに
逆に元気をたくさんいただいた
本当に感謝です🙇♀️🙇♀️🙇♀️
そして、
乗馬、もう少しがんばろ〜という気になりました😃👍
🍋取材していただいた記事のお知らせ🍋
VOCE 7月号
「知っておこう、紫外線対策の基礎知識」

LEON 7月号
「お気ラク極ラク!オヤジの快楽美容」

ぜひお読みください😀❗️
2025年05月19日(月) テーマ:美容皮膚科アオハルクリニック治療
皮膚科専門医が誇りをもって愛するフォトフェイシャル治療
皮膚科専門医
資格を更新しました😄
わたくし、医師になって27年
順天堂大学勤務時代に専門医資格を取得して20年になります
専門医の資格更新は5年おき
これまで「日本皮膚科学会」に認定いただいてきましたが、このたび制度が変わり「日本専門医機構」が誕生
そこから認定していただくことになりました
各学会個別ではなくなったということで、講習会受講や学術業績などがさらにさらに重視されるようになりました
ハードルアップ。わたくしの勉強人生はつづきます。。。🤓
専門医資格を維持し続けるのは、それなりに時間もお金もかかります
ところが、専門医資格があるなしで診療報酬が変わることはありません
むしろ最近は「直美(ちょくび。医師免許だけ取得して、大学病院などで診察や研究の修行を経ることなしに、直接・美容クリニックで働くこと)」のほうが
年収高い!コスパがよい!!
と考える先生方が増えていると伺いますが
わたくしは、専門医ホルダーとして勉強の機会をいただくことはとてもありがたいと考えるタイプ📚

さて
アオハルクリニックも「更新」しました
5月からフォトフェイシャルのマシンを1台新しくしたの✨
写真の真ん中のm22は引退し、
写真左のステラm22が仲間入り

ステラm22の2台体制で、さらに皆さまのお顔をきれいにいたします🙇
わたくし、フォトフェイシャル治療には20年近く取り組んでおります
ほんとに奥が深い、、、
機械自体はほんとに進化してますので、メーカーさんのマニュアル通りにただ照射するだけなら、
「直美」の先生方でも、美容が副業の先生でも、カンタンです
しかし、、、
患者さまお一人お一人まったく異なるお肌の状態に、どういう設定で照射するのが効果的なのか?
そのようなレベルでの施術を追求するには、
皮膚科医としての広範な知識と豊富な診療経験がなければ、ちょっと歯がたたないとおもいます
わたくしも、まだまだ勉強、そしてナースたちともども技術を磨き続けなければ

最近は、男性も
定期的にフォトフェイシャルをお受けになる方が増えてきました
こちらは40代男性の方
4回のフォトフェイシャルでシミが減って、お肌のテクスチャーがとてもよくなりました。

※自費診療
フォトフェイシャル初回¥30,800- 2回目以降¥38,500- 5回コース¥173250-(消化期間2年)
リスク:痛み、赤み、カサブタ、色素沈着等
問合せ先:アオハルクリニック 03-5786-1152