2021年01月04日(月) テーマ:私の好きな本
高慢と偏見 正月休み
お正月休みはステイ自宅で、読書
至福〜〜
『高慢と偏見』上・下
ジェイン・オースティン著、中野康司訳

むちゃくちゃ面白い‼️
よく雑誌などで《ぜったい読んでおくべき一冊》と推薦されていますね。
今回読んでみて、そのわけがよく分かりました。
タイトル的に「イギリス🇬🇧の哲学じみたお堅い本?」だと思って気合いを入れて挑んだら、その真反対。
あのね、言っていい?漫画っぽいのです😆
初版は1813年。おもに1790年代に書かれたらしい。
200年以上も前のお話。なのに、まったく古さを感じさせないの。
一点、明確に現代と異なるのは、人間の「階級(身分)」がオフィシャルにはっきり定められていること。で本作は、身分が違う男女の恋愛ストーリーです。
身分が違うと言っても、「上流の上」の紳士と「並みの上流」のお嬢さんのお付き合いなんだけどね。これがかなり激しい格差だったらしく、「上流の上」の男が恋に落ちて「この身分の低い女性をこれ以上好きになってしまったら、えらく困ったことになる」と悩むなど、、
果たしてこれは純愛なのか、、、😆
ネタバレしちゃうからあまり書けないけど、主人公の2人はもちろん、それ以外の登場人物一人一人の個性が、じつに綿密に描かれてるの。
「こういう人いるよねーーー」と、あるある感に思わず苦笑い(ときに爆笑)しながら読んじゃうよ。
ジェイン・オースティンが描き出しているのは「人間の本質的な業(ごう)」。えぐり出してる、と言った方がいいくらい鋭い。
人の本質をしっかりとらえているから、200年くらいではまったく古びないわけですね。
「人間の業を描き出す」と言っても、筆致はあくまで軽妙で、洒脱。ドストエフスキー的な「文豪らしい重み」はまったくない。
でも〜
わたくしは、オースティンのほうが「技あり」だと思うな〜
タイトルの「高慢」は、主人公の男性のほうの、愛に目覚める前のプライド高すぎで嫌な感じを指します。なお「偏見」は女性のほうの「こいつ超いやな奴!」っていう思い込みのこと。
で「高慢」といえば
フランス🇫🇷のモラリスト・ヴォーヴナルグさんの箴言にいわく
『高慢は弱者が自らを慰める手段である』
ふむふむ🤔
医療者としては、高慢も偏見も「ダメ絶対」です。
ヴォーヴナルグの名言をググっていただくと、超興味深いのばっかりです〜いつかヴォーヴナルグの本が欲しいな
その前に、オースティンもう一冊いきます

2021年01月03日(日) テーマ:小柳院長ブログ
2021年の誓い
あけましておめでとうございます。
昨年は本当にクリニックの運営が苦しかったのですが、どうにか2021年を迎えることができました。
これもみなさまの温かいご支援のおかげです。
年頭に当たり、旧年中のご愛顧に心から感謝申し上げますとともに、本年、みなさまのためにさらにアオハルクリニックをよりよく変化させるよう精進し続けることを誓願いたします。
わたくし、今年は、これまで以上にしなやかかつ柔軟でありながらも、
「軸をしっかり持っている」
ことが大切になると思っております。
コロナ禍により世の変化が一段と加速し、一方で少子高齢化も止まらない。世界の国々のパワーの構図も日々変化している。
「ピボット(pivot)する」という言葉が、若い経営者の方々からひんぱんに聞かれるようになりました。
事業の「ピボット(=軸)」が正しいところにあるのかしっかり検討し続け、必要とあらば環境変化に応じて果敢に変革すること、だそうです。
既成概念や固定観念にとらわれず、自分を「ピボットする」勇気、自分を「ピボットする」力を磨かねば!
そのように志を新たにしております。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
さて、、、この正月は自宅にこもっていたので、ブログに貼る写真がない😁
お節料理がちょっと苦手なので、ついに今年は予約もしなかったの〜😅
お節はなくとも、福岡人の正月にブリは必須❤️
一人前づつの折詰。たっぷり大満足😍

さらに
大好きなクエ刺し❤️

ぽかぽかクエ鍋も❤️

栄養満点!
2021年、好スタートをきりました😙✊🏻
2020年12月27日(日) テーマ:Well Agingなプライベート
年末恒例 N響第九
年の瀬ですね〜
2020年は正直、さんざんな年でしたよね
だけど時間だけは順調にというか変わることなく過ぎていく
さてクリスマスイブ
わたくしはちょうどオフだったので、知人たちと静岡県裾野でゴルフ🎄
富士山にはまったく雪はなく、夏山みたい😅傘雲がキレイ〜

クリスマスにちなみ、赤いキャップと赤いレッグウォーマーでとシャレてみた

異様にゴルフの調子悪かったのですが、
サンタクロースさんがこの格好を気に入ってくれたのか、
コンペで賞品ゲット😆✌️
ラッキーな今年最後のゴルフとなりました⛳️
そして2020年最後の日曜日
毎年恒例の
N響第九コンサートに行きました

サントリーホール大好き

年末のN響
毎年感動して泣いちゃうのだけど、
今年は特によかった〜!
第九の前のオルガン二曲
すでに涙がこぼれた〜
サントリーホールと言えば、巨大なパイプオルガン「響」が目玉でしょ
曲はバッハ
「G線上のアリア」と
「コラール 主よ、人の望みよ喜びよ」
特にクラシックに詳しくないわたくしも好きな曲
うんと感動しちゃった😭
《ところで…》
G線?アリア?コラール?🤔
って何のことか知らない、、、
今さらながら、調べてみた
・G線とは、ヴァイオリンの4本の弦のうち最低音の弦。「G線上のアリア」は、G線だけで弾ける、云々。なるほど
・アリアは英語でAir
・コラールはChorus
英語だと何となく理解できるわね😆
《おしまい》
さて、メインのベートベン第九
指揮は、Pablo Heras-Casado(パブロ・エラス・カサド)さん。スペインの方ね。
スマートでかっこいい!でもすごく温かみのある印象だった〜😃
コンマスは、いつもの篠崎マロさん❤️
ソリストは時節柄か4人とも日本人でしたがこれがまたよくて、とくにソプラノの高橋絵理さんの声が素晴らしくのびやかだった〜🤩
毎年12月には第九コンサートに行きますが、今年のN響はら特にす〜っとして、パーフェクトにまとまっている感じがしました。
お客さんからも「今年のはすごかったな!」「よかった!」「いままでで最高!」などの絶賛の声が。
拍手は延々と鳴り止まず、最終的に会場はスタンディングオベーションに👏第九では、なかなかないわね!
すっかり心震えて、うるうる🥺しながら
家まで歩いて帰りました

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